
こんにちは、制作スタッフのショーコです。
室内には冷房があるとは言え、火を扱う飲食店の厨房で働くスタッフさんは暑さにお悩みの方も多いのではないでしょうか。特に「コックコートが暑い!涼しいコックコートが欲しい!」というお客様の声は夏以外でも耳にすることがあります。
そこでこちらでは、夏にコックコートを快適に着る工夫をご紹介します。
【1】涼しい素材のコックコートを選ぶ
おすすめは「綿(コットン)」と「麻(リネン)」の混紡率が高いコックコート。どちらも天然素材で肌に優しく、汗をしっかり吸収して蒸れにくいのが特長です。
吸水性が高く肌触りの良い「綿(コットン)」
ふんわりとして肌触りが気持ち良い上、吸水性と通気性に優れているのでタオルや下着などでもおなじみの素材です。なめらかな風合いは敏感肌や肌の弱い方にも快適な着心地で、見た目もカジュアルになり過ぎず使用シーンを選ばない汎用性の高さもあります。ただし、吸水性が高い反面乾きが遅く、汗に濡れて重くなることもあります。
速乾性に優れ独特な風合いのある「麻(リネン)」
シャリッとした肌触りに、速乾性の高さが魅力。汗を吸ってもびしょびしょに濡れたり、肌に張り付いたりしにくいのが特長です。着用を重ねるごとに味が出る素材ですが、ナチュラルでシワ感のある風合いのためカジュアルな印象が出ます。お店の雰囲気に合わせてチョイスしてください。
なお、ポリエステルは吸湿性や通気性のない素材ですが、速乾性に優れ、サラサラとした快適な着心地をキープします。また、天然素材は水分をよく吸う分乾いた時に縮んだりシワになりやすいのですが、ポリエステルにはそういった弱点はありません。ですので、上記の天然素材100%のコックコートだけでなく、ポリエステルが混紡されている物も選択肢に入れてみてください。
なお、飲食店ユニフォーム専門店「ユニコレ」でも、上記のようなコックコートを多数取り扱っています。気になる方はぜひサイトにお越しくださいね♪
>>夏におすすめ素材のコックコートはこちら
【2】インナーを見直す
手持ちのコックコートに夏に適した素材の物がない、すぐに買い換えるのが難しい場合は、インナーを見直してはいかがでしょうか。
上で紹介した「綿」はインナーの素材としてもオススメですし、他にもメッシュ素材や、接触冷感・防臭加工を施した機能性肌着も多く出回っています。また、コックコートが薄手の場合は、襟ぐり・袖ぐり・裾の縫い目が目立たないインナーを選べば、コックコートにインナーのラインが響かずスタイリッシュに着こなせますよ。
【3】濡れタオルをまく
今すぐ手軽に涼しさを取り入れる方法が、フェイスタオルを水に濡らして首に巻くことです。首には太い血管があり、そこを冷やすことで体全体を効率的に冷やすことができ、体温上昇を防ぎます。なお、熱中症が疑われる場合には、首の他、同じく太い血管が走っている脇の下と太ももの付け根を冷やすことが環境省の熱中症予防情報サイトで推奨されています。
なお、ユニコレでは「アイスネッククーラー」という暑さ対策グッズも取り扱っています♪
【4】厨房に熱を溜めない
コックコートを快適に着るには、厨房自体の温度管理も大切。特に、厨房で発生した熱をスムーズに外へ排出することが重要です。そこで、排気設備の入り口部分に設置されている「グリスフィルター」の状態をチェックしてみてください。汚れや目詰まりが発生していると、ファンやフードに問題がなくてもスムーズな排気が行えていない場合があります。定期的な掃除を習慣づけるとGOODですね★
厨房の暑さ対策に関しては、こちらの記事でもご紹介していますのでぜひご一読ください。
[オマケ]業界初、空調服™コックコート
<>熱中症予防に役立つと、SNSでも話題の「空調服™」。現場作業者の間で熱中症対策として活用されているので、工事現場などで着ている人をみたことがある人も多いのでは?
その空調服™に、なんと厨房用のタイプが登場。飲食店向けサービスユニフォームを製造しているチトセ株式会社より空調ファンが付いたコックコートが発売されたんです!
特長などの詳細はこちらの記事で説明しているので、気になる方は要チェックです♪
>> コックコートの一覧はこちら
今回は暑い夏にコックコートを快適に着る工夫をご紹介しました。
まだまだ暑い日が続くので、熱中症にも充分気をつけてお仕事に励んでくださいね!
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