こんにちは、たけちゃんです
7月24日に近畿地方の梅雨明けが発表されましたね。
これは平年と比較して3日遅く、去年と比較すると15日遅い梅雨明けとなったようです。
これから夏本番という事で、今の時期に一番気をつけたいのが「食中毒」です。
飲食店にとっては食中毒は特に気をつけたいですよね。最近は「異物混入」のニュースもよく報道されているのを見かけますが、
2020年の東京オリンピックに向けて義務化されるのがHACCPです。
今回はそもそも「HACCP」とは何なのか、導入によるメリットやISO22000との違いなどを解説。(詳しく知りたい方は厚生労働省のHPに詳しく記載されています)
またユニフォーム業界でもHACCPを意識した(異物混入防止対策)商品が発売されているので、今回はその一部をご紹介します。
それではどうぞ!
1.HACCPって何?
そもそもHACCPって何よ?何て読むの?っていう人の為にwikipediaの説明を引用すると
HACCP(ハサップ)とは食品の中に潜む危害(生物的、化学的あるいは物理的)要因(ハザード)を科学的に分析し、それが除去(あるいは安全な範囲まで低減)できる工程を常時管理し記録する方法である。例えば、ハンバーグを焼くときに、挽肉中の感染症や食中毒原因病原体などが、ハンバーグ中心の温度が何度で、どれだけの時間が経過すれば安全なレベルになるかを科学的に分析し、分析の結果決定した管理方法を実施して、実施した結果を記録する。これによりかつて行われていた抜き取り検査のみの管理では為し得なかった全品の安全性が高いレベルで効率よく確保され、このことを記録から証明することができる。
引用元:wikipedia
と書いてあります。難しい言葉で書いてあるのでイマイチ何なのかわからない方の為に簡潔に説明していきます。
2.HACCPの目的
3.HACCP導入によるメリット
初期コストは必要ですが、HACCP導入によって得られる長期的なメリットもあります。
□ 働くスタッフの衛生管理に対する意識が向上する
□ 問題が発生したときに、原因追及と改善対応が迅速に行えるようになる
□ お客様からのクレームが減少する
□ 企業のイメージが良くなり、お客様からの信頼度が上がる
□ 生産性が向上し、利益が拡大する
4.従来の管理方法との違い
HACCPによる衛生管理では、工程ごとにあらかじめ危害要因を分析し、特に重要な工程を重点的に管理し、最終製品が安全であることを証明していくものです。
HACCPにより衛生管理を実施するうえでは、当然ながら従来から行っている施設・設備の管理や食品の衛生的な取扱い等(一般的衛生管理)も実施する必要があります。
5.HACCPとISO22000との違い
HACCPとISO22000は、食品の安全管理を語る上で同様と解釈されることもありますが、それぞれ全く異なります。
まず大きな違いとしては、HACCPは食品衛生管理の考え方であり、どのように運用していくかは、導入する事業規模や製品によって異なります。一方、ISO22000は食品安全マネジメントシステムの国際規格で、満たさなければならない要求事項が明示されており、その要求事項をクリアしなければなりません。
6.HACCP対応調理白衣
※異物混入を制御する機能をわかりやすく記載しているので参考にしてくださいね
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今回はHACCPについて書いてみました。HACCP導入はハードルが高く、様々な準備を必要としますが、長い目で見た時にはお客様の信頼向上、お店の利益向上に繋がる事なので2020年の義務化に向けて少しずつ準備を整えていかれてはいかがでしょうか?
それでは!
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