普段から制服で仕事をするなかで、もう少しおしゃれ度合いを上げたいと思う方は多いでしょう。このような場合、スカーフを活用することで、おしゃれ度合いを上げることが可能です。
スカーフの巻き方にはさまざまな種類があり、それぞれで印象は異なります。利用シーンによって適切な巻き方も異なるため、あらかじめ把握しておきましょう。
そこで今回は、制服がおしゃれに見えるスカーフの巻き方や、お手入れ方法を解説します。スカーフの巻き方を知りたい方は、参考にしてください。
1.制服がおしゃれに見えるスカーフの巻き方
スカーフの巻き方には、非常に多くの種類があります。そのなかで制服と相性のいい巻き方をすれば、制服をよりおしゃれに着こなすことが可能です。
巻き方によって与える印象は異なるため、それぞれの巻き方の特徴などを把握しておきましょう。
ここでは、代表的な6つの巻き方を解説します。
1-1.アスコットタイ結び
アスコットタイ結びは、スカーフのアレンジ例として代表的な結び方です。この結び方をすることで、ブラウスの首元を繊細に彩ることができます。
◯アスコットタイ結びの手順
- ①スカーフを帯状に細く折る
↓ - ②片方が長くなるように首にかけ、長い方を下からくぐらせて一つ結びをする
↓ - ③長い方を、一つ結びと首の間に下から通して垂らす
↓ - ④結び目を隠すようにして形を整える
アスコットタイ結びでは、上記の手順の後、ブラウスやシャツのなかにスカーフを入れ込むことが多くなります。上記の結び方は、一枚布で作られている「スタンダードタイプ」のスカーフ一枚でもできる、手軽なアレンジです。
1-2.ローズ結び
ローズ結びは、アスコットタイ結びとは異なり、女性らしいバラ風アレンジの巻き方です。
ボリューム感が出るため、スカーフの柄や彩りを活かすことができます。
◯ローズ結びの手順
- ①スカーフを広げ、対角線上にあるスカーフの端2点を団結びにする
↓ - ②結び目を広げたスカーフの中央に持ってきて、結んでいない残り2点を持つ
↓ - ③2点を、結び目の下にクロスするように通し、反対側に引っぱり出す
↓ - ④引っぱり出した2点を結び目の上で合わせて、片手でまとめて持つ
↓ - ⑤持った手を上に引き上げるのと同時に、持っていない方の手で結び目を下に引っぱってずらす
↓ - ⑥引っぱって絞られた結び目を輪ゴムで結ぶ
↓ - ⑦結んだ部分が「ローズ」の花部分となるため、好みの大きさや形に調整する
↓ - ⑧余っている花部分の両端を首に巻いて、その端部分同士を花部分の下で固結びする
ローズ結びは華やかであることから、航空会社などの花形職業で使われることがあります。女性らしい華やかさを出したい場合におすすめです。
1-3.パピヨン結び
パピヨン結びは、リボンのように結ぶことができる定番の巻き方です。
手順も短くボリューム感が出るため、初心者でも挑戦しやすい結び方となります。
◯パピヨン結びの手順
- ①片方が長くなるように首にかけ、長い方を下からくぐらせる
↓ - ②短い方で輪っかを作って、作った輪っかに長い方を巻きつける
↓ - ③巻きつけてできた隙間部分と結び目の間に、長い方を丸くなるよう通す
↓ - ④バランスを整え、リボンのようにスカーフの両方を出す
パピヨン結びをする場合は、長方形のスカーフを使ったほうがよりきれいに仕上がるでしょう。
1-4.コサージュ結び
コサージュ結びは、名前の通り小さな花が首に咲いているかのような、エレガントな結び方です。
◯コサージュ結びの手順
- ①スカーフを長方形に細く折る
↓ - ②スカーフを首にかけ、サイドに偏らせて両方を持つ
↓ - ③垂れ下がった部分で輪っかを作る
↓ - ④スカーフ留めで二回縛る
↓ - ⑤スカーフ留めから出た部分がふんわりとなるように整える
コサージュ結びは、最初からコサージュつきの場合や、ループつきのスカーフで行う場合もあります。
より短い手順でスカーフを巻きたい方は上記のようなスカーフの購入もおすすめです。
1-5.ピエロ結び
ピエロ結びは、スカーフをプリーツ状に折って使う結び方です。
プリーツの直線感が表現されるため、華やかさだけでなくかっこよさも演出することができます。
◯ピエロ結びの手順
- ①スカーフをプリーツ状に折る
↓ - ②プリーツ状に折った後は、プリーツが崩れないように首に巻く
↓ - ③サイドに偏らせて団結びを行い、プリーツ部分が広がるように形を整える
プリーツ状を保ったまま首に巻きつけることが難しい方は、スカーフの端を輪ゴムなどで結ぶことで、形を保つことができます。
ボリューム感があるため、特にボブヘアやアップヘアに似合うアレンジです。
1-6.三角ドレープ結び
三角ドレープ巻きは、ドレープのようにスカーフを広げて結ぶ結び方です。
ここまでで紹介した方法のなかで、スカーフの存在感がもっとも出る結び方となります。
◯三角ドレープ巻きの手順
- ①スカーフの対角線上の2点を三角折りにする
↓ - ②両端を首のサイドや後ろへ持っていき固結びをする
↓ - ③垂れ下がっている布部分の形を調整する
三角ドレープ巻きは、三角折りと固結びをするだけのアレンジであるため、簡単に行うことができます。
2.スカーフは定期的なお手入れが重要
スカーフはシルクを使っていることが多く、洗濯機で洗うと色あせなどが発生することも少なくありません。スカーフを長く使いたい場合は、定期的なお手入れを心掛けてください。
ここでは、スカーフを洗濯する前の確認事項や、洗濯の手順と乾かし方を解説します。
◯スカーフを洗濯する前に
スカーフを洗濯する前に、スカーフについている洗濯表示の確認を行いましょう。
「洗濯おけ」マークにバツがついていない場合や、手洗いマークがある場合は家庭で洗うことができます。
◯洗濯の手順
スカーフを洗濯するときの手順は、以下の順番で行ってください。
- ①洗面器や水道に20℃以下のぬるま湯を溜め、おしゃれ着用洗剤を混ぜ入れる
↓ - ②スカーフを広げて洗剤液のなかに入れる
↓ - ③スカーフはシワがつきやすいため、「アコーディオン洗い」か「振り洗い」をする
- アコーディオン洗い:スカーフの両端を持ってアコーディオンを弾くように広げる・寄せるを繰り返す
- 振り洗い:スカーフの中央を持ち、洗剤液のなかで振って洗う
↓
- ④シミや汚れなどがあった場合はスポンジで叩き洗いをする
↓ - ⑤スカーフを軽く手のひらで挟むように絞って、水で2回すすぐ
↓ - ⑥タオルの上に広げて挟み、水分を吸収させる
◯洗濯した後の乾かし方
洗濯した後は、以下のようにして乾かしましょう。
- ①半乾きになったスカーフを広げて、きれいな形になるよう整える
↓ - ②アイロンを中心から端に向かうようにかける
↓ - ③タオルなどの上に置いて自然乾燥させる
3.スカーフと制服の購入はユニコレで!
スカーフを購入する場合、スカーフに合った制服が着たいと考える方も少なくありません。スカーフと制服をセットで購入したい場合は、「ユニコレ」がおすすめです。
ユニコレでは、飲食店を中心とした制服を取り扱っています。コックコートや白衣、エプロンやポロシャツなど、種類が豊富です。
ユニコレであれば、制服とスカーフが同時に購入できるため必要なものが一通り整えられます。
制服には、ワンポイント刺繍やネーム刺繍、ロゴ刺繍などを入れることも可能です。40種類から選ぶことができるため、環境に適したものを選ぶこともできます。
まとめ
ここまで、制服がおしゃれに見えるスカーフの巻き方や、お手入れ方法について解説しました。
スカーフをうまく活用することで、おしゃれ度合いを高めることが可能です。今回紹介した6種類の巻き方でもそれぞれ見え方は異なるため、利用するシーンや場所に合わせて、適した巻き方を選びましょう。また、日々のお手入れも忘れないようにしてください。
スカーフの購入を検討している場合は、ユニコレがおすすめです。スカーフだけでなく、多様な制服も揃えているため、制服をおしゃれに着こなすことができますよ。
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