調理や洗い物など、下を向く場面も多い飲食業のお仕事。肩・首がこりやすく、慢性化してツライ・・・とお悩みの方も多いのでは? そのうえ、長時間胸当てエプロンを付けていると、ますます肩の負担が気になりますよね。でも上半身の汚れを防いでくれる胸当てエプロンは、厨房業務以外にも食材の入ったダンボールを運ぶなどの軽作業時も重宝し、中々手放し難いもの。
そこで今回は、肩の負担を抑える胸当てエプロンの着用方法や選び方のポイント、おすすめのエプロンをご紹介します。
目次
肩がこるエプロンの付け方をしていませんか?ここをチェック!
首紐をつめて短くしている。腰紐があるけどしっかり結んでいない。
こんなエプロンの付け方に心当たりがある方は要注意! 首にエプロンの重みが集中していまい、肩こりを招く原因になりかねません。買い替えをご検討中の方も、まずはお手持ちのエプロンの着用方法を見直してみてください。
【POINT】腰で固定してから、上半身にゆとりをもたせる
腰紐がある・腰部分のボタンでサイズ調整できるエプロンは、腰で固定してから、上半身を調整してください。
肩紐や首紐の長さは調整せず、そのままの状態で被ってから、腰骨の位置でしっかり固定します。
その後で、上半身に少し余裕が持てる程度に首紐の長さを調整することで、首にかかる負担を減らせます。
また、エプロンのポケットの中もチェックしてみてください。収納物を入れすぎて、重くなっていませんか?
ホール業務もしているから、ついつい物を入れてしまう・・・という方は、ヒップポケットのあるパンツや、ウエストポーチの併用がおすすめです。
新調する前に知っておきたい、肩のこりにくいエプロンの選び方
今のエプロンだと肩や首の負担が気になるから買い替えたい!
そう思っても、肩のこらないエプロンを探すのも難しいですよね。一口に胸当てエプロンといっても、様々な形状があります。
そこで、新しくエプロンを買おうかご検討中の方に向けて、最低限押さえておきたいポイントをお伝えします。
【POINT】エプロンの肩紐の太さ・肩の生地面積をチェック
まず、肩こりが気になる方は、重みが首に集中しやすい首かけタイプのエプロンは避けるのがベター。
その上で押さえるべきは、「肩紐が太いか(肩に当たる部分の布地が大きいか)」。
細い紐だと1点に集中して重みがかかるので、なるべく太いものを選んでください。
でも、数あるエプロンから、一つひとつの紐の太さを調べるなんて億劫ですよね。
そこで手っ取り早く、「H型タイプ」「かぶるタイプ」に選択肢を絞ってください。
「H型タイプ」は肩紐の太いものが多く、「かぶるタイプ」はチュニックやベストに似た形状で、肩を覆う部分の面積が広いのが特長です。
また「かぶるタイプ」のエプロンは、背面にも生地があるため前後で重さのバランスが取れ、肩が前方に引っ張られる感覚もなくなります。その中から、さらに「腰部分のサイズを調整でき、腰で固定できる」「ポケットは中央、または左右均等にある」といった特長があれば嬉しいですね。
▲背面がアルファベットのH型になっているエプロン(左)と、背面の生地面積が多いかぶってきるタイプのエプロン(右)。
こちらの記事ではエプロン紐の正しい結び方や巻き方について、分かりやすく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
肩こりにお悩みの方へ、おすすめの胸当てエプロン
調理・水仕事が多いならこちら。機能派エプロン
■撥水性があり、水回りの業務で活躍 | |
防汚加工で清潔感をキープ ツイルエプロン[チトセ製品] T7501 |
9色の豊富なカラー展開 双糸ウェザーエプロン[チトセ製品] T134 |
■撥油性抜群のエプロン | ■耐久防汚加工を施したエプロン |
抗菌防臭性バツグン エプロンドレス[女性用][セブンユニフォーム製品] CS2347 |
洗濯に強く、防汚効果が持続 制電ギャバエプロン(ラップタイプ)[男女兼用][住商モンブラン製品] 5-83 |
接客で好印象。おしゃれなエプロン
■デニム生地のカジュアルエプロン | ■X型ですが、肩紐が太くおすすめ |
ウエストボタンでサイズ調整可 エプロン[男女兼用][チトセ製品] T8543 |
ソフトな風合いで好印象 オニベジツイルエプロン[男女兼用][住商モンブラン製品] OV5002 |
■カラーを選べる、かぶるエプロン◎ | ■クラシックなエプロンドレス |
シワのつきにくい丈夫な生地 トロピカルエプロン[チトセ製品] T-6880 |
静電気を防ぐ加工で快適な着心地 エプロンドレス[女性用][セブンユニフォーム製品] CS2337 |
[オマケ]収納物が多くてエプロンが重い!
そんなあなたに「ウエストバック」のススメ。
厨房業務に加え、ホールでの接客や食材の管理など、飲食店の業務って幅広いですよね。少数精鋭のお店で一人で幅広く業務をカバーしている方は、ペンやメモ、携帯電話にハンカチ・ハサミなど、小物をたくさん多く持ち歩くことも多いのでは?
そんな方には、「ウエストバック」をオススメします。
中でもオススメなのが以下の3つのポイントを備えたもの。
1. 体に当たる部分がメッシュ加工されているなどのムレ対策を施されたもの
2. 仕切りが多く整理整頓しやすいもの
3. ベルトループが固定されているなど、ベルトが緩みにくくずれないもの
肩にかかる負担を減らす以外にも、業務効率アップが期待できますよ◎
今回は、肩こりに悩む飲食店業務の方へ向けて、エプロンに関する情報をお届けいたしました。これからも飲食店でお仕事を頑張る皆様に、役立つ情報をご提供できたらと思っています。今後も、ユニコレのスタッフブログを見に来ていただけると嬉しいです★
また、ユニコレでは240種類以上のエプロンを取り扱っています。エプロンを新調したい方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
私の「肩こり」経験談
実は私ショーコも、慢性的な肩こりに悩んでいます。日々の家事やデスクワーク以外にも、スマホを多用する・猫背でテレビを見るなど、私生活が多分に影響しています汗 夜のジョギングを日課にしていた時期があり、その頃は肩こりが少し和らいでいました。が、忙しくなり辞めてしまったとたん、再び肩がカチカチに。やっぱり運動って大事なんですね。定期的な運動が難しかったので、今では月1回は整骨院に通って、何とか日々を乗り切っています。
あと、地味ですが、意識的に「姿勢を正す」って大事みたいです。
整骨院の先生に指摘されたんですが、無意識だと、猫背になりやすく、肩が前下がりになりがちなんだとか。でもそういう人、私以外にもけっこういるみたいです。
猫背で肩が前下がりになると、噛み締めの原因にもなり顔までこりやすくなるそう。意識的に「背筋を伸ばす」「肩を後ろに引く」という動作を心がけたいですね。
肩こりにお悩みの皆さん、一緒に頑張りましょう!
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