コックシューズは厨房業務に欠かせないアイテムです。しかし、使用しているうちに臭いが気になるという人も多いのではないでしょうか。
当記事では、コックシューズの臭いの原因を解説します。また、コックシューズの臭いを抑えて靴を長持ちさせるための正しい洗い方や臭いの対策方法、おすすめのコックシューズも紹介します。
コックシューズの臭いに悩んでいる人や、店舗の衛生対策を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
1.コックシューズの臭いの原因2つ
厨房業務でコックシューズを長期間使っていると、次第に臭いが気になるという難点があります。コックシューズの臭い対策のためには、まず臭くなる原因を知ることが大切です。
以下では、コックシューズの臭いの原因を2つ解説します。
1-1.原因(1)毎日同じ靴を履いているため
コックシューズが臭う原因のひとつは、毎日同じ靴を履いていることです。足の裏は汗をかきやすく、毎日同じ靴で作業していると、靴の中は常に湿った状態となります。汗で蒸れた靴の中に皮脂や垢が溜ると雑菌が繁殖し、靴の臭いが強くなります。
コックシューズは安全靴のように気密性が高く、ラバーや合皮を使用しているため蒸れやすいという特徴があります。そのため、靴をこまめに乾燥させて雑菌を繁殖させないことが大切です。毎日同じ靴を履くのではなく、替えを用意しておくといいでしょう。
1-2.原因(2)食材が靴の底に詰まっているため
コックシューズ特有の臭いの原因として、食材が靴の底に詰まっている可能性も挙げられます。コックシューズは厨房で使用するため、靴底に食材のカスなどの生ゴミが溜まりやすくなります。特に、耐滑作業靴など滑りにくさを売りにしているコックシューズは、ゴム底に溝がたくさん掘られているため食材が詰まりやすい形状です。
コックシューズの外側から出る臭いを防ぐためには、こまめに靴底を掃除しましょう。竹串や割り箸などを使って、溝に詰まった食材をしっかり取り除くことがポイントです。厨房作業の終わりに毎回靴底の掃除をすることで、腐敗臭を防ぐことができます。
2.コックシューズの正しい洗い方
ここでは、コックシューズの臭いを軽減する洗い方を紹介します。
コックシューズを洗う際は、正しい洗い方をマスターすることが大切です。コックシューズはスニーカーや長靴と違って特殊な靴のため、洗い方を間違えると、靴の耐久性が落ちたり、乾燥の際にサイズが小さくなったりしてしまいます。耐久性やサイズ変化のリスクを回避するためには、コックシューズの正しい洗い方を知っておきましょう。
- 靴底のゴミを取る
まずは、靴底に溜まったゴミを取り除きます。竹串や割り箸など先の細いものを使って、靴底の溝に溜まった食材などをしっかり掃除しましょう。靴底のゴミを綺麗に取り除くことで、臭い対策だけではなく滑りにくさも長持ちします。靴全体を洗う時間がない場合は、靴底だけでもこまめに掃除することで、臭いを抑えて機能性を取り戻すことができます。
- 靴の表面を水で洗う
次に、靴の表面を水で洗い流しましょう。一見汚れが目立たない場合でも、洗浄液や食材のカスが表面に付着したままだと、臭いがするだけではなく、靴の耐油性や耐久性を損ないます。コックシューズのかかとやつま先がボロボロになる原因の多くは、靴の表面をしっかり洗っていないためです。普段のお手入れの一環として、靴の表面をこまめに水洗いするだけでも、コックシューズは長持ちします。
- 靴の表面を中性洗剤で洗う
コックシューズを洗う際は、中性洗剤がおすすめです。アルカリ性の強力な洗剤などはコックシューズの素材を痛め、耐油や耐滑機能を損ねる可能性があるためおすすめしません。まず、バケツにぬるま湯と中性洗剤を入れた中にコックシューズを浸け、表面を柔らかいスポンジでこすります。臭いが気になる場合は、30分程度漬け置きしてから洗うと効果的です。
洗い終わった靴は、ぬるま湯や水でしっかりすすぎ洗いをします。靴内部に洗剤が残ってしまうと臭いの原因となるため、洗剤残りがないように丁寧にすすいでください。
- 乾拭きする
洗い終わった靴は、必ず表面を乾拭きしましょう。靴の表面に水分が残っていると、素材と水分が反応してボロボロになる「加水分解」という現象が起こります。びしょ濡れの状態で干すことのないよう、柔らかい布などで乾拭きすることが靴を長持ちさせるコツです。 - 靴の中へ抗菌・消臭スプレーをかける
靴の中には、抗菌・消臭スプレーをかけましょう。靴を洗うときだけではなく、毎回の勤務前や勤務後にスプレーする習慣をつけておくことがおすすめです。
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最後に、靴を陰干しして乾かします。コックシューズに使用されている素材は直射日光に弱いため、必ず陰干しすることが大切です。また、濡れた状態の靴を職場の下駄箱に置いておくと、周りの靴の臭いがついてしまいます。陰干しは、風通しがよく広い場所で行ってください。
陰干しの際は、靴用ハンガーがあると便利です。内側までしっかり乾燥させることで、臭いの原因となる雑菌の繁殖を防ぐことができます。
3.コックシューズの臭いを対策するためには?
コックシューズは素材的にも用途的にも臭いやすく、きちんと対策していないとすぐに臭うようになってしまいます。そのため、コックシューズは日頃の臭い対策が肝心です。コックシューズの臭いを対策するためには、いくつかのポイントがあります。
以下では、コックシューズの臭い対策を3つ紹介します。
3-1.コックシューズを複数所持する
前述したように、同じコックシューズを毎日履いているとすぐに臭くなってしまうため、複数のコックシューズを所持することがおすすめです。特に出勤日数の多い人は、コックシューズを乾燥する時間が足りないため、靴の中が雑菌の温床となります。
仕事用の作業靴は、1日履いたら2日休ませることが理想です。可能であれば、3足のコックシューズをローテーションさせて、1日履いたら2日乾燥させると臭いづらくなります。
なお、飲食店ユニフォームの通販サイト「ユニコレ」でも抗菌防臭機能に優れたコックシューズをご用意しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
3-2.足のサイズに合うコックシューズを履く
コックシューズの臭いを防ぐためには、サイズ選びも重要です。靴サイズが大きすぎると、歩く際に無意識に足に力が入ってしまい、汗をかきやすくなります。
また、サイズが小さすぎると靴の中に空間が少なく、蒸れやすくなってしまいます。汗や蒸れは靴の臭いの原因となるため、必ず適正サイズの靴を履いてください。
3-3.消臭スプレー・パウダーを活用する
毎日のお手入れの一環として、消臭スプレーやパウダーを活用すると臭い防止に役立ちます。消臭スプレーやパウダーを選ぶ際は、消臭だけではなく抗菌効果があるものがおすすめです。
コックシューズを履く前と、履いた後に1時間程度乾燥させた後に消臭スプレーやパウダーをかけることで、消臭効果が発揮します。履いた直後は靴が蒸れて濡れた状態となっているため、湿気で消臭効果が発揮できません。
勤務後に靴を乾燥させる時間がない場合は、出勤前の乾いた状態にスプレーするだけでも効果的です。
4.お手入れしやすいコックシューズを購入するならユニコレ!
お手入れしやすいコックシューズを購入するなら、飲食店ユニフォーム専門店の「ユニコレ」をおすすめします。
ユニコレのコックシューズは水や油に強い素材を使用しているため、お手入れが簡単です。インソールは通気性を重視して熱がこもりにくくなっており、臭いも軽減できます。さらに、軽量で滑りにくく、ハードな現場でも快適に履くことができるため、男女兼用の靴を探している人にもぴったりです。
コックシューズといえばブラックやホワイトというイメージがありますが、ユニコレのコックシューズはカラー展開やタイプも豊富で、ユニフォームに合わせたコーディネートができます。お手入れのしやすさや機能性だけではなく、デザインにこだわりたい人にも最適です。
お手入れしやすく、機能性や履き心地も重視したコックシューズを探す際は、ぜひユニコレをチェックしてみてください。ご注文については、法人様また個人様を問いません。お気軽にご利用ください。
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まとめ
コックシューズは厨房で使用する靴のため、熱や食材のカスなどで臭いやすい傾向にあります。コックシューズの臭い対策は、従業員や店舗の衛生対策のひとつです。日頃のお手入れや正しい洗い方をマスターし、コックシューズの臭いを抑えましょう。
臭いがしづらく機能性の高いコックシューズを探している人は、ユニコレがおすすめです。豊富なラインナップの中から、お店のイメージに合ったコックシューズを見つけることができます。
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