【男女別】ポロシャツのサイズの選び方｜日本と海外の違いも解説

以前はテニスなどのスポーツウェアだった歴史を持つ台襟付きのポロシャツは、きちんと感とカジュアルさが共存することが特徴のアイテムです。おしゃれに着こなすためには、サイズの選び方が重要といえます。体型に合ったジャストサイズを選ぶことがポイントです。

当記事では、ポロシャツのサイズ表の見方や、サイズの測り方、おしゃれに着こなすためのポイントを解説します。体型に合ったサイズを選びたい、印象良くポロシャツを着こなしたいという人は参考にしてください。

ポロシャツのサイズは、男性と女性でチェックすべきポイントに違いがあります。以下は、Sサイズのポロシャツにおけるサイズ表です。

なお、表内のサイズはあくまで目安であり、ポロシャツを制作している企業によって多少異なります。

【サイズ表（cm）】

男性がポロシャツのサイズを選ぶ際は、まずサイズ表の「肩巾」に着目しましょう。肩巾とは、両肩の左端から右端までの長さです。男性の場合、肩巾の寸法が自分の体型に合うかどうかを優先してサイズを決めると、体型に合うポロシャツを選ぶことができます。自分の肩巾が2つのサイズのちょうど中間の場合は、大きい方のサイズを選ぶと無難でしょう。

一方、女性がサイズ表で着目したい寸法は「身巾」です。身巾とは、胸囲を指します。女性は胸囲が着こなしに影響しやすいため、4種の寸法のなかでも身巾に合わせてサイズを選ぶようにすると、体型に合うポロシャツを選べます。

ただし、胸囲が大きめの場合は身巾の寸法だけに合わせてサイズを選ぶと、全体的に大きすぎるサイズ感になりがちです。その場合は、身巾以外が大きくなりすぎない範囲で、バランスを考えてサイズを選ぶようにしましょう。

同じサイズ表示でも、寸法は世界共通ではありません。表示が同じであっても海外サイズのほうが寸法は大きく、海外のMサイズが日本のLサイズくらいの寸法というケースもあります。どのくらい違いがあるのか、アメリカのポロシャツのサイズを例に見てみましょう。

ポロシャツ（男性）サイズ表（cm）

男性のポロシャツのサイズ選びで重要な肩巾に着目して、アメリカと日本のサイズ表を見比べてください。日本のLサイズの肩巾の寸法が46cmであることに対し、アメリカのLサイズの肩巾は50cmあります。これは、日本のサイズ表では3Lサイズに相当する寸法です。

そのため、海外のポロシャツを日本と同じサイズで購入すると、大きすぎて着こなせないことが考えられます。肩巾の寸法が50cmのポロシャツをアメリカサイズで購入する場合、Lサイズを選ばなくてはなりません。また、ブランドによっても寸法差はあるため、試着してから購入すると安心でしょう。

ここでは、ポロシャツの実物のサイズを正確に測るためのポイントを説明します。

ポロシャツのサイズを正確に測る際の注意点は、服を着た状態で測らないことです。ポロシャツは伸縮性のある生地でできているため、特に身巾などは正確に測れなくなります。ポロシャツのサイズを正確に測るためには、机の上や床など、平坦でかたい場所に平置きした状態で計測することがポイントです。

上記の4つのうち身丈、身巾、肩巾の3つは、特に正確に測りましょう。身丈はポロシャツの全体の長さであるため、着用したときの見た目に大きく影響する寸法です。裾の長さや、ボトムスに裾を入れるのか出すのかといった好み、着用方法に合わせて適切な身丈は変わります。

身巾は、体型に合っているサイズを選ぶうえで重要な寸法です。特に女性は身巾を重視して選ぶと美しく着こなせるため、正確なサイズを把握しておくとよいでしょう。身巾が合っていないと身体が大きく見えることもあるため注意しましょう。

肩巾もサイズ選びで失敗しないために重要な寸法です。肩巾が狭いとボタンをとめた際に首回りがきつくなります。また、大きすぎてもだらしない印象となるため、正確なサイズを測るようにしましょう。

ポロシャツをおしゃれに着こなすために大切なことは、ジャストサイズのものを選ぶことです。ポロシャツはTシャツと違い、大きすぎても小さすぎてもだらしない印象を与えます。

ポロシャツは、休日のお出かけやくつろぎのシーンはもちろん、クールビズの影響でビジネスシーンでも着る機会の多い、春夏に人気の定番トップスです。

ここからは、男性・女性それぞれのおしゃれに見えるサイズの選び方を紹介します。ぜひ日々の着こなしの参考にしてください。

男性がポロシャツのサイズを選ぶときのポイントは、体型に合ったサイズを選ぶことです。腕周りや胸回りがもたつかないシルエットのものを選ぶと、ビジネスカジュアルとしてスーツに合わせても、格好よく着こなすことができます。また、体型のラインが少し出る程度のサイズを選ぶことで全体的なスタイルがすっきり見え、脚長効果も期待できるでしょう。

着丈は短めを選ぶことをおすすめします。現在は、ポロシャツをボトムスに入れず外に出したコーディネートが流行です。丈が長すぎると野暮ったく見えるため、パンツのお尻部分が少し隠れるくらいの丈を選ぶとよいでしょう。

サイズを選ぶときに、男性はつい大きいサイズを選んでしまいがちです。自分に合ったサイズがない場合にワンサイズ大きいものを選ぶことはおすすめですが、体型を隠そうとして大きすぎるサイズを選ぶことは避けましょう。

女性の場合も男性と同様、体型に合ったサイズを選びましょう。身体のラインをカバーしようと大きめサイズを選ぶと、かえって身体が大きく見えてしまいます。一方で、細見えを狙って実際の肩巾より小さいものを選ぶと、二の腕や顔が大きく見えたり首元がきつくなったりするため要注意です。

おしゃれに着こなせるサイズを選ぶためには、ウエスト部分や胸囲が重要です。ウエスト部分は直線ではなく、ウエストラインに沿うカーブのあるデザインを選ぶと、すっきりとした女性らしく、仕事着にも最適な着こなしをすることができます。

女性は胸囲が着こなしに影響しやすいため、特に胸囲に合わせてサイズを選ぶようにすると、清潔感のある着こなしができるポロシャツを選ぶことが可能です。胸囲が大きめな場合は、身巾が自分の胸囲に近く、他のサイズが大きくなりすぎないものを選ぶとよいでしょう。

こちらの記事では胸囲の測り方と、服選びで重視するべきのポイントについて解説しています。ぜひ参考にしてください。

2021.11.02

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ポロシャツのサイズの正しい選び方は、男性は肩巾、女性は身巾を重視して自分に合った寸法のものを選ぶことです。MやLといったサイズ表示は同じでも、日本と海外では寸法が違うなどサイズ感が異なることが多いため注意しましょう。

自分の体型に合ったポロシャツを着て印象良く見せるためには、自分のサイズを正しく測ったうえでサイズ選びをすることがポイントです。今回の記事を参考に、自分の正しいサイズを把握し、ビジネススタイルにも映える満足できるポロシャツ選びに挑戦してください。