アイテムの知識

公開日:2021.04.21  最終更新日:2021.04.21

シワにならないエプロンのたたみ方4選|キレイに保つ方法・注意点

「キレイなエプロン」の条件は「シミや汚れがない」ということだけではありません。パリッと糊付けされていたり、しっかりとアイロンがあてられたエプロンは、着る人にも見る人にも清潔な印象を与えます。

反対に、シワシワだったりおかしな折り目がついたりしているエプロンは、毎日きちんと洗濯されたエプロンであっても不衛生な印象を与えかねません。

そこで今回は、エプロンをキレイに保つための方法・注意点と、シワにならないエプロンのたたみ方を解説します。ぜひ参考にしてください。

1. エプロンをキレイに保つためには?

シワひとつなくピシッと整えられたキレイなエプロンは、清潔感を与える上に着る人の気分を引き締め、やる気をアップさせる効果があります。エプロンのシワをなくす最もよい方法は、着る直前にしっかりとアイロンをかけることです。

しかし、仕事や家事の直前に毎回アイロンをかけることは難しく、十分な時間が取れないことが大半でしょう。初めからシワになりにくい素材のエプロンを選び、エプロンの形に合ったたたみ方で保管することで、エプロンをキレイに保つことが可能です。

1-1. シワになりにくい素材のエプロンを選ぶ

エプロンの素材は、基本的に綿かポリエステルの2種類です。使われている素材の比率によって、シワのできやすさが異なります。

綿は糸に反発性が少なく、シワになりやすい素材です。洗濯のたびにアイロンがけを行う必要があることから、ホールスタッフが大勢いるお店で使用する用途には向きません。

一方、ポリエステルは糸に反発性が高いため、シワになりにくい素材です。速乾性や耐久性が高いため、大量のエプロンをまとめて洗濯することができます。シワのできにくさで選ぶ場合は、ポリエステルが多く混紡された生地のエプロンを選びましょう。

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1-2. エプロンに合ったたたみ方で保管する

ひと口にエプロンといっても、形状にはさまざまな種類があり、エプロンの種類によって適切なたたみ方が異なります。

例えば同じ腰紐付きでも、ボタンで留めるタイプであれば、ボタン穴周辺は折り目を最小限にとどめたほうが無難です。一方、結ぶタイプの場合、先の部分さえまっすぐになっていれば真ん中は多少折れていても問題ありません。

エプロンを保管する際は、エプロンの種類に合ったたたみ方でしまいましょう。

2.【タイプ別】エプロンの特徴&キレイなたたみ方

エプロンに合わないたたみ方をしたり適当に丸めて保管したりすると、着用前にアイロンをかけ直さなければなりません。エプロンの形に合わせてたたむことで、着用時の手間を減らし、見栄えをよくすることが可能です。

ここでは、エプロンのタイプ別にキレイにたたむ方法を紹介します。

2-1. 腰巻タイプ

腰巻タイプのエプロンは、大きな布の上部から固定用の紐が両側に伸びた「T」の字のような形状のエプロンです。腰周りを紐で固定するだけで簡単に装着できます。

腰巻タイプのエプロンは、丈・カラー・デザインのバリエーションが豊富でファッション性が高く、カフェなどの飲食店で多く使用されます。

腰巻タイプのたたみ方は以下のとおりです。

1 エプロンを裏返して平らなところに置く

2 布を両側から1/4ずつ折りたたみ、中央で合わせる
※三つ折りでも可

3

▼四角くたたむ
収納場所のサイズに合わせて下側から上へ折る

▼丸めてたたむ
下側からクルクルと巻いて筒状にする

紐は内側に折り込むことでキレイに仕上がります。筒状にした場合は外側に巻き付けて固定に使ってもよいでしょう。

腰巻タイプのエプロンは、筒状に巻いたほうが折り目が付かない上、立てた状態で収納できて便利です。

2-2. 胸当てタイプ

胸当てタイプのエプロンは、最も一般的な形状のエプロンです。家庭・飲食店・保育園・工場などで幅広く使用されています。

胸当てタイプのたたみ方は以下のとおりです。

1 エプロンを裏返して平らなところに置く

2 布を両側から1/4ずつ折りたたみ、中央で合わせる
※紐は内側に入れ込む
※三つ折りでも可

3

▼四角くたたむ
中心に向かって上下から折りたたみ、もう一度上側から半分に折る

▼丸めてたたむ
下側からクルクルと巻いて筒状にする

胸当てタイプのエプロンには、たすき掛け・H型・首掛け型・かぶるタイプの4種類があります。

◯たすき掛け
背中部分の紐がたすきのように交差するタイプのエプロンです。お腹周りに合わせて腰紐で調節可能なため着心地に安定感がある反面、肩ひもがズレやすい欠点があります。

◯H型
背中部分の作りがアルファベットの「H」に見えるタイプのエプロンです。腰紐を結ぶ代わりにボタンで留めるため着脱が容易にできる反面、サイズごとに体型が制限されます。

◯首掛け型
上半身を首紐で、下半身を腰紐で固定するホルターネックタイプのエプロンです。着脱が容易な反面、首や肩が凝りやすくなります。

◯かぶるタイプ
肩紐や腰紐がなく、かぶって着るワンピースタイプのエプロンです。着脱が容易で動きやすくズレにくいことで人気があります。

どのタイプのエプロンも、同じたたみ方で問題ありません。縫い目やポケットの位置を意識し、紐がねじれないようにすることがキレイに仕上げるコツです。

収納する際は立てることで、折り目やシワが付きにくく取り出しやすくなります。

2-3. 帆前掛け

帆前掛け(ほまえかけ)は、和風の腰巻エプロンです。酒屋や米屋などで使用されることが多く、厚手の綿素材で藍色の生地に屋号などをプリントしたスタイルが一般的です。

帆前掛けのたたみ方は以下のとおりです。

1 帆前掛けを裏返して平らなところに置く

2 布を両側から1/4ずつ折りたたみ、中央で合わせる
※三つ折りでも可

3

▼四角くたたむ
収納場所のサイズに合わせて下側から上へ折る

▼丸めてたたむ
下側からクルクルと巻いて筒状にする

帆前掛けは手入れしながら長く使用されることが多いため、紐の部分が千切れやすい傾向にあります。たたむ際に状態を確認し、痛んでいる場合は修理・交換を考えましょう。

帆前掛けは、丸めた状態で立てて収納するとシワができにくくなります。

2-4. 割烹着

割烹着は、着物を保護する目的で日本で考案された形状のエプロンです。袖口まで覆って汚れからカバーできるため、家庭や和食料理店、給食衣などで使用されます。

割烹着のたたみ方は以下のとおりです。

1 割烹着を裏返して平らなところに置く

2 袖の部分を内側に折りたたむ

3 布を両側から1/4ずつ折りたたみ、中央で合わせる
※三つ折りでも可

4

▼四角くたたむ
収納場所のサイズに合わせて下側から上へ折りたたむ

▼丸めてたたむ
下側からクルクルと巻いて筒状にする

割烹着は、ボタンで留めるタイプと紐で結ぶタイプに分かれます。ボタンを留めたほうが見た目がよくなるものの、着用時に手間がかかります。

たたむ際にボタンを留めるか否かは、割烹着を着用する頻度で決めるとよいでしょう。

3. エプロンを洗濯する際の注意点2つ

エプロンをキレイに保つためには、たたみ方に気を遣うだけでなく、洗濯時に下記のポイントを押さえることも重要です。

  • 柔軟剤は使用しない
  • 帆前掛けは水分を含んだ状態で干す

布地をふんわりと仕上げる一方吸水性を下げる柔軟剤は、エプロンにはあまり必要ありません。柔軟剤の香りは好き嫌いが分かれやすいため、飲食店などではことさら使用を避けたほうがいいでしょう。

また、新しいおろしたてのエプロンは洗濯時に色移りする可能性が高いため、薄い色の衣服と共に洗うことは避けたほうが無難です。

綿製のエプロン、特に帆前掛けは脱水機にかけるとシワになりやすく、乾燥機にかけると縮みやすい特性があります。脱水にかける時間は1分程度とし、水分を多めに含んだまま干すなど生地と水の重みを利用してエプロンを伸ばしましょう。

まとめ

エプロンをキレイに保つためには、洗濯を欠かさないだけでなく保管時のたたみ方も重要です。また、エプロンの素材にシワになりにくい素材を選ぶことで、アイロンをかける手間を減らすことができます。

シワになりやすい綿のエプロンを洗濯する際は、水分を多く含んだ状態で干すと、自然な重みでシワを伸ばすことが可能です。

エプロンをたたむ際は、エプロンの種類や形状に合った方法でたたみましょう。エプロンのタイプに合わせてたたむことで、保管中についてしまうたたみジワや折り目を最小限で押さえることができます。

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